2011-03-20

後記+プロフィール 204

後記 ● 生駒大祐

みなさま、こんばんは。
まずは、被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。



地震当時、僕は自宅から少し離れた場所におり、いわゆる帰宅困難者となって夜をニュース映像を見ながら明かしました。
翌日自宅から帰ると、自宅の床は落ちた書類や本で埋まっており、目も当てられない惨状でした。
しかし、よく考えてみると、この書類を落としたのは先週机に体がぶつかったときであるし、あの本が転がっているのは僕が先月つまづいて本の山を崩したからであるし、よくよく見ると地震の前後で変化があるのは僕の定位置である座椅子の上にある、棚から落下した俳句年鑑くらいでした。あれで頭を打っていたらと思うと、帰宅困難者となったのはむしろ幸いだったのかもしれません。



こんな馬鹿な話が冗談にならないくらい、大変な大変な被害があったことを、ニュースの映像やtwitterの情報などで知りました。
僕は僕にできることを精一杯やって、精一杯よりあと半歩努力して、そのあとは野口裕さんの記事にあるように、これまでのこと、これからのことをよく考える時間に充てたいと思います。



今号は非常に内容たっぷりの誌面となりました。お三方の三者三様の10句作品に加え、小野さんの重要な論考、多彩な句集評などなど。是非ゆっくりとお読みになってください。
また、震災に関する情報も引き続きトップページに掲載しております。こちらに関しても必要に応じてお役立てください。



それでは、また、次の日曜日にお会いしましょう。

no.204/2011-3-20 profile

■金原まさ子 きんばら・まさこ
1911年東京生まれ。
「草苑」創刊同人、「街」同人。
句集『冬の花』『弾語り』。
『遊戯の家』(2010.10月刊 金雀枝舎)

■今井肖子 いまい・しょうこ
1954年神奈川生まれ。東京都在住。「ホトトギス」同人。

■九堂夜想 くどう・やそう
1970年生まれ。「LOTUS」「海程」同人。

小野裕三 おの・ゆうぞう
1968 年、大分県生まれ。神奈川県在住。「海程」所属、「豆の木」同人。現代俳句協会評論賞、現代俳句協会新人賞佳作、新潮新人賞(評論部門)最終候補など。句 集に『メキシコ料理店』(角川書店)、共著に『現代の俳人101』(金子兜太編・新書館)、『超新撰21』(邑書林)。サイトono-deluxe」

■山田耕司 やまだ・こうじ
1967年生まれ。俳句同人誌「未定」を経て、俳句同人誌「円錐」創刊に参加。その後、俳句作品の発表を中断。2010年 句集『大風呂敷』出版。現在、「円錐」同人。サイト 大風呂敷 

■堀本 吟
 ほりもと・ぎん
1942 年、犬山市生まれ、松山市育ち、生駒市在住。俳歴20年ほど。「船団」を経て「豈」所属。1970-80年代の俳句ニューウエーブの群像にまき込まれるよ うに短詩形文学の場に入る。この世代からの影響は大きい。現在の新世代も全く異ジャンル、新鮮である。ここ4、5年は川柳と俳句の接点の表情をみることに 腐心した。そこからすこし進んで、現代詩の根拠に定型の問題を措きたいと考えている。著書、評論集『霧くらげ何処へ』(深夜叢書社)。

■澤田 澪 さわだ・みお
004年、ニートになったことを機にSNS「mixi」にて近代自然主義文学を理想とした露悪的駄日記を連載。失恋を機に長期休養。そのまま忘れ去られる。ふとしたきっかけで花森こま氏に拾っていただき、「逸」に俳句に似た愚作を載せていただいている。言うまでもなく独身。彼女がいる独身ではなく、完全体の独身。

■野口 裕 の ぐち・ゆたか
1952 年兵庫県尼崎市生まれ。最終号となる、二人誌「五七五定型」(小池正博・野口裕)第五号を鋭意作成中。既刊希望の方は、yutakanoguti@mail.goo.ne.jp まで。進呈します。サイト「野口家のホーム ページ

■田中英花 たなか・えいか
1949年兵庫県生まれ。96年「火星」入会、2006年退会。07年「椋」入会。句集『じやがたらの花』(2009年)上梓。俳人協会会員。

■岡村知昭 おかむら・ともあき
1973年滋賀県生まれ。「狼」「豈」同人。

西原天気 さいばら・てんき1955年生まれ。「月天」同人。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)。ブログ「俳句的日常」「七曜堂」 twitter

■生駒大祐 いこま・だいすけ
1987年三重県生まれ。「天為」「トーキョーハイクライターズクラブ」所属。「東大俳句会」等で活動。blog:湿度100‰

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