2021-04-25

後記+プロフィール731

 後記 ◆ 福田若之


桜の花などは、見ようによって、明るくも暗くも思えるからまだ良いんです。つつじの花というのは、たとえば道ばたに生垣が伸びていたりなんかすると、沈んだ気分のときにも、なんだか妙に浮ついてしまう。流されてしまいそうになる。
 
街には、どうもつつじが多すぎるように感じるのです。


それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.731/2021-4-25 profile

■横井来季 よこい・らいき
2001年生まれ。愛知県生まれ。「楽園」会員・「奎」同人・関西俳句会「ふらここ」現代表。
 
松本てふこ まつもと・てふこ
「童子」同人。時々「ちゅいんぐゎ」を発行。第一句集『汗の果実』(邑書林)発売中。

中山奈々 なかやま・なな
1986年大阪生まれ。「百鳥」同人、「淡竹」「奎」所属。ドライヤーがあってはじめて効果を発揮するシャンプーを使っているが、我が家にはドライヤーがない。
 
■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1994年、「炎環」入会とほぼ同時期に「豆の木」参加。2000年「炎環」同人。03年「炎環」退会。04年「炎環」入会。08年「炎環」同人。
 
西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

福田若之 ふくだ・わかゆき
1991年東京生まれ。「群青」、「オルガン」に参加。第1句集、『自生地』(東京四季出版、2017年)にて第6回与謝蕪村賞新人賞受賞。第2句集、『二つ折りにされた二枚の紙と二つの留め金からなる一冊の蝶』(私家版、2017年)。共著に『俳コレ』(邑書林、2011年)。

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