俳句タロット2026
福田若之×千倉由穂〔前篇〕
記事化:岸田祐子
〔前口上〕
タロットカードで一句を占う。その第2弾。占い師は岸田祐子さん、占ってもらうのは、千倉由穂さんと福田若之さんの各1句。出現したカードを眺めつつ、岸田祐子さんに導かれ、みなであれやこれやとおしゃべりしました。(見物人・西原天気)
◆
手書きの@が細胞みたいで雨で春で 福田若之
一枚目「ペンタクルの9」・2枚目「ソードのナイト」・3枚目「ワンドのペイジ」
岸田祐子●タロットカードでペンタクルというのはお金とか土地などの財産や現実的なものを扱います。俳句ではないものを占っていたとしたらペンタクルの9は、努力が実るとか、やってきたことが形になるなどと言いたくなるカードです。ソードは理論とか知識を扱います。ナイトは青年期を表すので、勢いのある年代です。なかでもソードのナイトは、四人のナイトの中で一番スピード感のあるカードです。最後の一枚がワンドのペイジです。ワンドは棒のことなのですが情熱とかやる気とかそういうものを扱います。ペイジは小姓でまだ未熟な人を表します。ですから、これから何かを始めるという感じがします。情熱が芽生え始めるとかなのかな。どれもポジティブなカードです。けど……、難しい。
一同●笑い
祐子●でも、まずワンドのペイジが春っぽいなと思いました。
福田若之●ですね。
祐子●空の雲の色がピンクですし、桜のようにも見えてきます。新しいことを始めるという意味があるカードなのと、進学とか進級など世界が新しくなるということが春にはあるので。だけど、スピード感は私はこの俳句にはあまり感じられないかなぁ。@は金貨の形に似ていますね。
西原天気●スピード感があるって出ているのですか。
祐子●ソードのナイトのカードは速いです。
天気●後半の「で」にスピード感がありますね。
祐子●「みたいで雨で春で」と「で」をたたみかけるということですか。
天気●そう。そこで加速しますよね。
祐子●なるほど。言われてみれば。
天気●と、こじつけてゆくのが……。
若之●俳句タロットなわけですね(笑)
祐子●そうです、そうです!
天気●記号論とか象徴論とかも使いながら。だからその辺、脱線しまくっていいと思いますよ。前回は贈与論の話まで出たんだから。
祐子●あと、今、思ったのですが「@が細胞みたいで」とありますから9個に分裂したのかなって。@の形と金貨の形は似ていますし、細胞が分裂して増えることを実りと言っていいのか分かりませんが。
天気●言っていいでしょう。
祐子●そうしたらやっぱり、それはペンタクルの9が「細胞みたいで」というところに合っているのかなと思います。
千倉由穂●手書きで書いた時の走り書きの感じにスピード感が出ているのかなと思います。この俳句だけだと一つのメールアドレスを書いていたのかなと思ったのですが、9が出ているので沢山のメールアドレスを書いているのかもしれません。だとしたら@が連なっているとも考えられそうかな。@って、メールアドレス以外に何か使いましたっけ?
若之●手で書く場面というと僕もメールアドレスを教える時を想定していました。あとは、若者言葉的には「どこそこに居ます」という時に@を使います。
祐子●@にはそういう意味があるのですか。
若之●もともと@はアドレスを示すためのマークなので。
祐子●@のことをアットと言いますか?
由穂●アット西国分寺みたいに言います。
祐子●そっか、実はこの句はアットと読むのかアットマークと読むのかどっちかなってちらっと思ったんですよ。だけど@のことをメールのアドレスと思い込んでしまったのでアットマークって読んでしまいました。
天気●あぁ、でも人に伝えるときはアットマークって言うよ。
若之●そっか、そうなんだ。僕は自分で言うときは結構「アット」って言うんですよ。
天気●ただ、意味的にはどこそこに居るということですよね。9と結びつけたいのですか?
祐子●私はペンタクルの9のカードにある金貨の絵と@が似ているなって。ただ、アットと読む方が17音の定型に近いのかなって。
若之●定型には近いですね。
天気●他のカードは何が出ているんですか。
祐子●ソードのナイトとワンドのペイジです。ソードは決断や理論、知識、情報が管轄です。ナイトだから肉体的に一番充実している年頃の人。特にこのソードのナイトは速いです。スピード感に溢れる。ワンドは情熱とか勢い。ペイジはまだ幼い。未熟だけれど純粋無垢。
天気●ワンドのペイジのことを思えば、この句の口調は成熟というより無垢な感じがありますよね。若之くんの青春っぽい句はみんなそうだけど。
若之●「いいさし」という感じですよね。
天気●ソードのナイトは馬で速いのだからメールと合います。
若之●まさしく、情報の速度。
天気●スネイルメールより速い。
祐子●スネイルメールって何ですか?
天気●蝸牛のメールということで紙の郵便のことをスネイルメールって言います。最近は言わないの?
若之●言わないですね。
天気●昔は電子メールと区別をつけるためにこの言い方をしたんです。
若之●ソードのナイトはやっぱりそういうイメージなのかな。句の内容に関わるイメージが先に立つのかなと思います。
祐子●確かにそうですね。@がメールのことだとしたら情報ですものね。
由穂●手書きのスピードと、とりあえずここにメールアドレスを書いてということで、関係性が急速に近づく感じがあります。
祐子●もう、急いでむにゅむにゅむにゅって書いている感じ。
由穂●関係性が始まる感じもあるかなと思います。
若之●このタロットって背景の図柄にも何か意味があるんですか。
祐子●あります。例えば、ペンタクルの9だったら果実が実ってて天気も良さそうだとか。ソードのナイトだと天気は少し不穏な感じだけれど足元に花が咲いているとか。そういうことを細かく見てゆきます。
若之●ワンドのペイジの背景にあるピラミッドがすごく気になっていて。
祐子●何でしょうね。でもこのカードで出てくるピラミッドはなんとなくポジティブな感じがします。
天気●エジプトのピラミッドですよね。
祐子●灼熱の世界がワンドの世界なんですって。灼熱が情熱だと思うのですけど。だから砂漠なのかな。
若之●なるほど、そう繋がるんだ。そうしたら細胞の中に熱があるんだ。たぎってるんですね。
祐子●ペイジだと若いってことだから、フレッシュな細胞がどんどん生まれているのかなぁ。死んでゆく細胞ではなく生まれてくる細胞という感じ。
若之●由穂さんがさっき、走り書きの感じがって言っていたけれど、走り書きの@は元気な細胞にも見えるのかな。
由穂●躍動感がありますね。なんか、どんどん思考が広がってきて面白いです。カードを手がかりに句を読みたいのに、自分の中でまだ俳句とカードがうまくつながっていなくて、分裂しています。だから、これから言うことはここだけの話となってしまうかもしれないのですけど。この句は@という文字の形が特殊なので、どうしてもそこに目がいってしまいます。でも、むしろ、この句の一番のわからなさは@を「細胞みたい」と言っているところなんですよね。
天気●その理由をカードに聞いてゆくという集まりです。
由穂●わからなさのヒントはカードの中にあるんだろうけど。
祐子●細胞、細胞、そうだなぁ……。
由穂●細胞には怖さもありますよね。増殖したり。
祐子●そういう意味で考えれば、実ってゆくということは増えてゆくということですよね。
由穂●よく見るとペンタクル9のカードの金貨の奥に葡萄みたいなものが描かれていて、それが細胞っぽい怖さがあります。
若之●ありますね。
祐子●この葡萄みたいなもの、見た目も細胞っぽいですね。
若之●ペンタクルの9って、実りとか富とかっていう意味なんですかね。
祐子●このカードはそういう意味です。こういう数字のカードは小アルカナと言います。小アルカナは1から10までの数字札と、ペイジ、ナイト、クイーン、キングという4枚の人物札で構成されています。小アルカナの数字札は1から10までなので、9はもう終盤の数字です。かなり実っていて結構収穫があるよというカードになります。
天気●ペイジってどういう意味でしたっけ。
祐子●小姓、まだ子供です。
若之●さっき、天気さんが贈与論の話をしたのでそれに引っ張られてしまっているのかもしれないのですが、貨幣というものは交換するものだから@が貨幣に似ているというのは、何かと置き換えできるということなのかなぁと。
祐子●手書きの@が何かに置き換えできるってことですか。
若之●メールアドレス。メールアドレスって結構変更したりしますよね。
祐子●そうだ。ずっと同じアドレスとは限らないですね。変わったりしますね。
若之●あ、あとは、アドレスを交換するということができるか。多分、片方だけがメールアドレスを教えて終わりっていうことはあまりなさそう。お互いに教えあう。
由穂●今調べてみていたのですが、@は会計において一般的に用いられる記号らしいです。
若之●え、会計で使うんですか。何を表すんだろう。
由穂●主に単価あたりの金額を表すそうです。例えば、@1000円と書いたら一単位あたり1000円ということです。
祐子●へー、知らなかった。じゃあ本当にお金というか価値って感じですかね。住所とかも価値といえば価値かも。
若之●はははは。もしかしたら、これ、面白い読みになるかもしれませんね。
由穂●もともとは請求書などに用いられていたのだけれど、レイ・トムリンソンという人が電子メールアドレスに用いて、1990年代以降に広く普及したみたいです。ちなみに、私と若之さんは同い年で1991年生まれです。
祐子●じゃあ、生まれた頃にはもう@が電子メールで広く使われるようになっていたのですね。それ、細胞分裂して変わっていったんですかね。
若之●記号の意味が育ったんだ。
祐子●手書きで@を書き続けるとだんだん疲れてきてぐにゃってした@になったりしそうじゃないですか。そういう間に@の意味がまた別のものに変わってゆくのかもしれないですね。それって細胞分裂みたいな感じがします。
若之●育ってゆく感じがします。@の意味の変遷が普通に面白い話だな。これ、知らなかった。
由穂●国ごとに意味が違うみたいです。さっき出てきたスネイルメールの蝸牛もそうですし、アヒルとか。見立てる形によって違うみたいです。一つの記号にいろいろな意味が入っていますね。
祐子●@は意味が固定されていた訳ではなかったのですね。それはご存知でしたか?
若之●いやいや、知らない。知らずに作っていました。
由穂●ワンドのペイジはソードのナイトの見習いなのですか?
祐子●タロットではそういう上下関係ではないと思います。ペイジ、ナイト、クイーン、キングはそれぞれのスートにいる人物カードです。タロットカードの小アルカナは4つのスートに分かれています。トランプと似ているのです。ハート、スペード、クラブ、ダイヤの4つにトランプが分かれているようにカップ、ソード、ワンド、ペンタクルの4つがあるので、ワンドとソードではスートが違いますね。
天気●ダイヤは槍なのかな?
祐子●ダイヤはお金のことです。スペードがソードで、クラブがワンド、ハートがカップです。今回の占いでは出てきませんでしたがカップは気持ちや感情を表します。この句には春や雨といった情緒的な言葉がありますが、情緒はない。
若之●ほんと!? それは、まことですか(笑)
祐子●カード的には情緒の要素は出ていないです(笑)
由穂●でも、ワンドのペイジの背景に春めきを感じるという話も出ましたよね。
祐子●春めきは感じますけど、気持ちのカードは出てきていない。だからわりとドライなのかもしれないですね。景色は綺麗なのですけれど情感たっぷりというわけじゃないというか。
若之●あー、そうかも。
祐子●でも、ドライって言っても冷たい訳じゃないと思います。情熱はあるから。
若之●難しい(笑)
天気●湿っぽくない。
由穂●タロットに季節感を見出せる場合もあるのですか?
祐子●あると思います。ペンタクルの9のように実りとか収穫とかなら秋のイメージがあるし、花が咲いていれば春っぽさを感じます。私は、ワンドのペイジが被っている帽子についている羽に春らしさを感じます。ピンクとオレンジでふわふわしている。この後のピンクの雲が桜にも見えます。今日ちょうど、桜が咲いていたこともあってそれに引っ張られているのかなとも思いますけど。
天気●これは単なる興味で聞くのですが、図像という意味ではどのタロットカードも共通なんですか?
祐子●共通していません。一般的なというか多くの人が使っている図柄というものはあるのですが、新しい作家が新しい解釈で新しいカードを作っています。タロットカードによって絵柄は全然違います。私が使っているものは一番ポピュラーなライダー版というカードに準じたものです。
天気●じゃあ、今、使っているカードで占う時には背景が春っぽいとか感じてもいいけれど、そうでない場合は背景に何が描かれているかにはあまり意味がない?
祐子●そんなことないです。出てきたカードを見て読み取ります。
天気●そのカードの色合いから何かを読み取って構わないということですね。
祐子●そうです。
天気●もし、変わったデザインのカードを使っていたとしても、それはそれで読むと。
祐子●例えば、これが結構使っている人が多いと言われているライダー版の「ワンドのペイジ」の絵柄です。ペイジを比べてみるとこんな感じです。私が使っているカードは人間が猫になっています。
天気●ライダー版は、もっとおどろおどろしいんですね。
由穂●ライダー版のペイジは棒というより杖みたいなものを持っていますね。
祐子●そうですね。私が使っているタロットカードはライダー版に準じているけれどちょっと可愛くなっています。だけど、もっと全然違う絵柄のカードもあって、それは使う人が好きなものを選びます。あと、使う人にとって読みやすいか読みにくいかということもあります。もっとずっと抽象的な絵柄のものもあるので。
由穂●よく見るとカードの人物に表情がありますね。
若之●うん。それぞれの顔をしているな。ペンタクルの9のカードには鳥がいますね。何の鳥だろう。
天気●何の鳥かはわからないけれど、意味ありげだね。
若之●そうなんですよ。
祐子●鳥というと伝書鳩とかメールに繋げて考えられますね。
由穂●何か咥えてますね。
祐子●この鳥、どういう顔なのだろう。
天気●頭に何かついているようにも見える。
若之●ちょっとよく見ていいですか。えーっ、これどうなってるんだろうな。わかんない。
天気●解説書(をめくりながら)には何の鳥かは書いていないね。「鳥はいつでも飛び立てるけれど居心地が良いため好んで留まっている。女性もそうした自由な客を歓迎しているようだ」と書いてある。
祐子●自由に行き来できるというところにメールを思い浮かべました。
天気●確かにそうですね。ただ、まだ腕に止まっているということは送信済みではないのかもしれない。
若之●とりあえずメールアドレス伝えた段階ですから。
天気●そうしたら鳥がメールってことですね。
若之●ハゲタカみたいな鳥なのかな。
天気●猛禽類にしては小さいんだよな。
若之●ですね。ただ腕に止まらせる鳥といえば鷹狩などを思い出しますね。あっ!!! わかった、急にわかった。これ、鳥がこっち向いているんですよ。で、目が蠅みたいになっている。
由穂●オレンジが目なの? 仮面ライダーみたい。
天気●あー、わかる、わかる。だんだん見えてきた。
由穂●コンドルって頭に鶏冠みたいなのがついているからコンドルなのかも。
若之●肉食ですね。伝書鳩ではなかった。
祐子●ですね。でも、もし何かを運ぶとしたら速そうですね。
若之●かもめーるでもない。
天気●ペリカン便でもない。
若之●ペンタクルの9だけ女性なんですか?
祐子●はい。女性です。
若之●作った時の話をすると。2月に川柳作家の樋口由紀子さんが亡くなられました。その時にwebで追悼句会があって。参加してくださいと案内をもらっていたんですよ。3句出そうと思っていて、その時は仕上げられなくて出せなかったんですけど。この句はその時に出そうとしていたうちの一句をあとになって手直ししたものなんです。いわゆる追悼句ではないんですが、樋口さんのことを思いながら書いた句ではある。
天気●投句しなかったわけだ。
若之●出せなかったんですよ。出そうとはしたけど句が揃わなかった。それで、ペンタクルの9のカードに女性が描かれているので、樋口さん? ──ってちょっと思った。
天気●不達の投句だね。
若之●すっと立っている感じも樋口さんっぽいし。
祐子●届いてない投句、そうするとまだ鳥が飛んでいないのも説明がつきますね。3枚のうち女性が描かれたカードは1枚だけですね。
若之●ワンドのペイジの後に描かれているピラミッドはお墓だなぁとか。
祐子●確かに。
若之●自分では樋口さんへ向けた句という成り立ちがあったから、結構その辺りが気になりました。
由穂●体の向きにも意味はありますか? ソードのナイトとワンドのペイジはペンタクルの9の女性と向かい合っていますよね。
若之●ほんとだ。ペンタクルの9の女性に向かって運んでいるのかも。
由穂●ペンタクルの9以外はアイテムを持っているというところも気になります。
天気●ワンドのペイジからのメッセージをソードのナイトがペンタクルの9へ運んでいると考えられそうですね。
祐子●そうするとワンドのペイジが若之さんなのかな? だとしたら年齢差も。樋口さんの方が若之さんより年上ですよね。
若之●そうやって見ると符合してくるなあ。
祐子●そのエピソードは全く知らなかったけど……。当たりますね(笑)。
天気●手書きの@と樋口さんと何か結びつくものはあるの?
若之●感覚的なことで、樋口さんとの間で具体的に何かあったという記憶はないのですが、鶯谷駅前の定食屋で樋口さんと連句をまいたことがあったんです。樋口さんが捌きで。その時のことがすごく印象に残っているんですよね。何回かお会いしているんですけどその回が一番印象に残っている。たしか、初対面だったのかな。それまでも「ウラハイ」などで樋口さんが書かれているものは読んでいたので、ネットで先に知っていた。そういう人と実際にあって連句まいてということがとても印象的だった。あ、もしかしたら初対面はもうちょっと前にあったかも。でも、今となってはもうわからなくなってしまった。
天気●僕も樋口さんとだいぶ長いのに一番最初がどう出会ったか何も思い出せないんだよね。時間が経つと最初どうだったか思い出せないよね。
若之●そうですね。
天気●若之くんとの最初のことも全然思い出せない。覚えてる?
若之●ちょっと覚えてます。最初に会った時は、天気さんのご自宅でした。誰と来たかは覚えていないけど。
天気●ふーん。由穂さんのこともそのうち最初がどうだったか忘れちゃうよ。
由穂●その時、私が今日のこと話しますよ。でも、記憶って過去になるほど平たくなって、出来事の記憶の順番も前後してしまったりしますよね。
祐子●由穂さんと天気さんは今日が初対面ですもんね。ところで、樋口さんとは長いお付き合いだったんですよね? 最初のきっかけは覚えていますか?
若之●最初のきっかけは忘れてしまったけれど、知り合ってからはそれなりに長かった。ただ、「いつからですか?」って聞かれると明確な時間感覚がない。たぶん、やっぱり鶯谷がきっかけだと思う。
祐子●こういう話を聞くと、ペンタクル9の女性が樋口さんに見えてきてしまいますね。
若之●タイミングを見計らっていました。この話をしちゃうと他の話ができなくなると思ったので。
(後篇に続く)


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