【2024年週俳のオススメ記事 4-6月】
気ままに多様
西原天気
第885号に、「タロット占い×俳句=?」。岸田祐子さんによるユニークなセッションに細村星一郎、太田うさぎも両氏と西原天気が参加。また、この号には、千野千佳さんの不定期シリーズ「俳句のあたらしい作り方」も掲載。
第888号には小野裕三+ガートルード・ギボンズ「haikuをテーマとしたロンドンでの現代アート展に参加して」。
第897号には「追悼・竹岡一郎さん リンク集」。竹岡一郎さんには小誌にたくさんの寄稿をいただきました。
句集レビューのこの時期の掲載を以下に。
岡村知昭 「を」の練習の成果について 岡田一夫句集『こほろぎ』の一句(第894号)
田中泥炭 『醒睡』ノート 岡田一実句集『醒睡』を読む(第897号)
この場を借りて、俳句分野のこの一年を振り返ると、テーマ・形式を問わず、オンライン・オフラインを問わず、さまざまなイベント開催が、ますます盛んになってきたように思います。ウェブ媒体も加速的に多様化。小誌「週刊俳句」は、そうした動態とは対象的に、依然としてオールドスクール的。毎週の記事の分量も、以前と比べれば少ない。けれども、4-6月の3か月を振り返ってみると、多様であることには違いない。個人的には、気張らず、気ままなまま、2025年を迎えていくしかないんだろうな、と思っています。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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