2024-12-29

西原天気【2024年週俳のオススメ記事 4-6月】気ままに多様

【2024年週俳のオススメ記事 4-6月】
気ままに多様

西原天気



第885号に、「タロット占い×俳句=?」。岸田祐子さんによるユニークなセッションに細村星一郎、太田うさぎも両氏と西原天気が参加。また、この号には、千野千佳さんの不定期シリーズ「俳句のあたらしい作り方」も掲載。


第886号には、詩人・小笠原鳥類さんの寄稿「『吉岡実を読め!』を書きました」。小誌「週刊俳句」では刊行のお知らせ等もきほん受け付けています。読者諸氏には、よろしくご検討いただければ幸いです。

小笠原鳥類さんは、ほかにも、この4-6月期、「靴音頭に来る」(第889号)、「まだ多くの謎に包まれている」(第891号)の寄稿をいただきました。

第887号には「『ゴリラ』読書会 第4回 16号~20号を読む」。重厚なシリーズが最終回を迎えました。


第897号には「追悼・竹岡一郎さん リンク集」。竹岡一郎さんには小誌にたくさんの寄稿をいただきました。

長期にわたる不定期で転載いただく田中裕明「空へゆく階段」はこの時期、第885号第886号第888号第890号に掲載。

句集レビューのこの時期の掲載を以下に。

中矢温 句集レビュー:黒岩徳将『渦』第893号

岡村知昭 「を」の練習の成果について 岡田一夫句集『こほろぎ』の一句第894号

田中泥炭 『醒睡』ノート 岡田一実句集『醒睡』を読む第897号

春から初夏のこの時期、10句作品も多く寄稿いただきました。諸作品へのリンクは、「週刊俳句2024年アンソロジー 34名34句」を参照ください。

この場を借りて、俳句分野のこの一年を振り返ると、テーマ・形式を問わず、オンライン・オフラインを問わず、さまざまなイベント開催が、ますます盛んになってきたように思います。ウェブ媒体も加速的に多様化。小誌「週刊俳句」は、そうした動態とは対象的に、依然としてオールドスクール的。毎週の記事の分量も、以前と比べれば少ない。けれども、4-6月の3か月を振り返ってみると、多様であることには違いない。個人的には、気張らず、気ままなまま、2025年を迎えていくしかないんだろうな、と思っています。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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