2009-12-27

「週俳の2009年」回顧 〔2〕四月~六月

「週俳の2009年」回顧
〔2〕四月~六月
:第102号~第114号 ……上田信治



102号「週刊俳句のココがダメだ」猫髭さん「インターネット外部の「大人の俳句」をもっと」、榮猿丸さん「落選展の意図がわかりません」のご指摘。さいばら上田がそれぞれ応答(103号)しました。

同102号、現俳協青年部シンポジウム「前衛俳句は死んだのか」を、神野紗希さん田島健一さんがレポート。また、BUー819特集で好評だった石原ユキオさんの「はいく×まんが」の、不定期連載がスタートします。

10句作品に、小川軽舟さん(104号)、星野高士さん(106号)、山下知津子さん(108号)、日原傅さん(110号)、岸本尚毅さん(111号)他、俳壇の人気作家の登場が続きました。

中嶋憲武さんの文章が「休日の喫茶店」(104号)お祭りシリーズ(108号109号「カシツボ」(113号)など、いろんな形で読めたことも、嬉しかった。

107号「俳句集団「いつき組」まるごとプロデュース号」。企画記事、文章、俳句作品、あわせて16本。そのボリュームとエネルギーに圧倒されました。

110号から、水夫清さんの俳句+ストーリー「靴なしの淑女」連載(-112号)。

同号、上田が、関悦史さんの「俳句界評論賞」受賞作「天使としての空間-田中裕明的媒介性について」を紹介

113号「第一句集を読む」は、山口による、爽波の『舗道の花』。

同号、新企画「主宰代表近詠集」がスタート(さいきん途切れがち…)。

114号、上田による「ただごとについて」(-116号)の短期連載。

0 comments: