【2025年週俳のオススメ記事 1-3月】
楽しく生きるコツ
岡田由季
岡田由季
題925号には千野千佳さんのシリーズ【俳句のあたらしい作り方】より正月に避難所で一晩過ごした俳句。帰省先の新潟県で津波警報が発令され、お子さん連れで避難された体験が綴られています。千野千佳さんは本年、第71回角川俳句賞を受賞されました。あらためておめでとうございます。
第928号には西原天気さんによる、雪我狂流句集『葉牡丹と寒牡丹』のつまみ読み、冬が終わるので、冬の句を。とはいえ、そんな詰め合わせはあまりない。 <敷金のまるまる戻る神無月 雪我狂流>等の句が紹介されています。
第928号には西原天気さんによる、雪我狂流句集『葉牡丹と寒牡丹』のつまみ読み、冬が終わるので、冬の句を。とはいえ、そんな詰め合わせはあまりない。 <敷金のまるまる戻る神無月 雪我狂流>等の句が紹介されています。
第928号と第929号に(2024年の)【週俳10月11月の俳句を読む】がまとめて掲載されています。時期がずれてしまったのは原稿依頼する当番の怠慢によるものですが、たくさんの読みを掲載できるのは嬉しいことです。
■叶裕 神の國 関灯之介「橋」を読む
また第930号~第934号の期間にぱらぱらと【週俳1月の俳句を読む】も掲載されています。
素直に「っス。おつかれっす」と言ってさっと帰るのが楽しく生きるコツである。
■近恵 自分ではない誰か
■清水かおり さらに濃い生の有り様
■清 かおり 途切れることなく 知念ひなた「風の街を住む」を読む
季節の変移に溶け込む句群には、柔らかな感性が途切れることなく漂っている。
■犬がいて金魚も 小笠原鳥類
は、2025年度日本現代詩歌文学館常設展「ペットと詩歌」よりの作品鑑賞です。
この期間の10句作品は、
西生ゆかりさん、知念ひなたさん、暮田真名さん、松田晴貴さんからお寄せいただきました。ありがとうございました。
記事が少なめで【中嶋憲武×西原天気の音楽千夜一夜】しか記事が無い号もありましたが、週刊俳句はしれっと続いてゆきます。音楽はいろいろなことを解決してくれる気もしますね。
第933号【中嶋憲武×西原天気の音楽千夜一夜】より
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